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　この『パリワール』を、中心になって始めた仲間は、１９９４年から、インドでのボランティア活動に携わってきた者たちです。日本の常識が、インドの常識ではないという事実に直面し、どのような支援が、実りのあるものとできるのかということを、自問しながら、取り組んで参りました。

　ご存知のように、インドは、大国です、人口も多く、気候も、地域によって、様々です。一年中真夏の地域もあれば、冬が厳しく、雪の降る地域もあります。私たちが、滞在していたインドの首都、デリーは、雪は、降りませんが、セーターなしでは、過ごせない３〜４ヶ月間の冬がありました。夏には、気温が、４０℃を超える日が、続き、毎年、暑さゆえに亡くなる人がいます。少数のお金持ちに対して、圧倒的な数の貧困層が、存在しています。路上や、スラムで暮らす人々の多さに圧倒されました。学校に行かず、働く子供は、めずらしくありません。路上で、物乞いする子供たちも、たくさんいます。

　２００２年７月より、現地のNGOや、ボランティアメンバーと協力しながら支援を始めた、デリーにある職業訓練センター（幼稚園から、小学５年生までのクラスを併設）は、貧しく、低賃金で働く単純労働者の子供たちに、教育、技術の習得を提供する学校です。大国インドから、見れば、わずかな人数ではありますが、継続的な教育の場を、維持していくことの重要性を、感じています。皆様との支援を通じ、ひとりでも、多くの子供たちが、きちんとした教育を受け、手に職を持ち、生活していけるよう手助けをして行きたいと思っております。 『パリワール』会員の皆様には、今後、ニュースレター等で、職業訓練センターの様子や、インドという国についてもお伝えしていき、支援の輪を皆さんと共に、広げて行きたいと考えております。これからも、是非、宜しくお願い致します。


「　パ　リ　ワ　ー　ル　」

ヒンディー語で家族の意味
わたしたちは、病院、ストリートチルドレンの保護施設、職業訓練校への資金援助・物資援助を行っています。
現地のNGOや、ボランティアメンバーと協力しながら、単なる物資援助にとどまらず、子供たちが成長し、学び、自立できるまでをサポートしていきます。
また、定期的に日本のメンバーも、直接インドに出かけていき、現地のボランティアメンバーと共に、奉仕活動を行っています。


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